2012年11月25日日曜日

<吶喊>台湾・原住民による低レベル放射性廃棄物処理場反対行動・Anti-Nuclear waste site action at Taiwan,Lan-su Island by Indigenous people

たまたま見た番組です。台湾沖の蘭嶼(らんしょ)島。台湾原住民・タオ族のちいさな島に「缶詰工場をつくるから」と、ろくな説明もなく30年前に建設された「低レベル核廃棄物貯蔵施設」。

人々のあいだに、がん・甲状腺異常等が多発。年間換算で60ミリシーベルトに及ぶスポットが多々。地震・津波の多発地帯。日本の調査チームが原住民の人々に測定器を送っています。

●報道特集2012.11.24
台湾・先住民の島に放射性廃棄物 見過ごされた危機 - デイリーモーション動画

台湾は6基の原発が稼働中で、廃棄物の処理計画に途方に暮れているようです。

気になって調べてみると、ことしの2月にあった、核廃棄物貯蔵施設反対行動の映像がありました
原住民・タオ族のひとびとの抵抗でもあります。木製のかぶと、槍をもって、ふんどし姿で抗議にくりだしているひともいます。「駆除悪霊」という、白旗にかかれた文字。必見です。

<吶 喊>   蘭嶼反核廢活動紀錄短片 (Anti-nuclear waste) 
Indigenous people:Anti Nuclear waste site action at Taiwan,Lan-su Island. 20.2.2012




<吶喊> 蘭嶼青年行動連盟 製作 

いきどおりが全身にみなぎっていて、心を揺さぶられます。

原子力、核の犠牲になるのは、いつも生身の、素手の「にんげん」なんだなという  思いが強まり、泣けてきます。放射性物質、ほんとにとんだ「悪霊」におもえてきます。

わたしたちの「安全」をめぐるいまの状況も、「缶詰工場つくるから」みたいな説明されているのと、そうちがいはないのかもしれませんね。



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