2012年10月30日火曜日

Fukushima Collective Evacuation trial @UPR/ふくしま集団疎開裁判ジュネーブへ


事故直後から「安全な」場所での子供たちの教育の権利を訴えつづけてきた、「ふくしま集団疎開裁判」。ジュネーブの国連人権理事会のUPR(普遍的定期審査)にあわせて開かれる、日本の人権NGOの主催した会議に柳原弁護士と、福島県双葉町町の井戸川克隆町長が出席するそうです。スイス・バーゼル大学医学部のミッシェル・フェルネックスさんのほか、映画「原子力国家-福島の難民のものがたり」の上映、現地の母親たちからのビデオレターなども紹介されるそうです。30日22時から、一部、 IWJ_GENEVA チャンネルでも中継とのことです。

原子力事故後の日本の事態、日本政府の人権の侵害、教育の権利の侵害は広く世界に知られなければと思います。
いうまでもなく、それは「福島」というひとつの地名、ひとつの行政区に限定されるはなしではありません。

しばしば日本のNGOは、「外圧」の力によって、政府の人権侵害や、不見識を訴えてきました。それに良し悪しがある
ことは充分承知しています。けれども今回の事態ではほんとに思いつく、ありとあらゆる策を講じる必要性を感じています。

Prior to the UPR Working Party meeting scheduled on October 31, 2012 to review Japan' human rights problems, Japanese Association for the Right to Freedom of Speech (JRFS), NGO in Special Consultative Status with the ECOSOC, and Association of Fukushima Collective Evacuation Trial for the Right to Education in a Safe Place, will hold an NGO Information Meeting on Japanese human rights problems. 


Fukushima Collective Evacuation trial for a right to education in a safe place
ふくしま集団疎開裁判

ミッシエル・フェルネックスはチェルノブイリに医師として関わり、その後、IAEAとWHOの事故の過小評価を問題にし、当時展開されたエートス・プロジェクトについて批判をしてきました。

Professor Michel Fernex: Professor Emeritus, Medical Faculty, University of Basel, will speak about the effects of radiation on children. Below :His interview "After visiting Fukushima”
「ミッシェル・フェルネックス訪日後、福島を語る」  



「エートス・プロジェクトとは何か」 IAEAと福島県の共同研究がいよいよはじまります。
今後を考えるうえでいまいちど、踏まえておきたいです。



フェルネックスの論考「鍵となる嘘 —あるいはいかにチェルノブイリに刻まれた記憶を消し去ること」は必読です。
よりくわしくは以下「言霊の交換」
http://echoechanges-echoechanges.blogspot.fr/2012/07/blog-post_409.html




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