2011年7月21日木曜日

砂場プロジェクト・計測方法 KOREAN VERSION (한국어)

KOREAN VERSION(한국어)

내부 피폭으로부터 아이를 지키자
도쿄 모래놀이터 프로젝트

도쿄 모래놀이터 프로젝트 (이하 TSP)는 관동지역에 존재하는 모든 어린이 공원의
모래 놀이터에서 방사선량을 측정해서 측정치를 공개, 검증하는 프로젝트 입니다

* 왜 모래놀이터 인가?
3월 11일 이후, 관동지역에서 예측 되는 주된 건강피해는 방사선 물질이 체내로 들어감에 따라 일어나는 내부 피폭입니다. 방사선 물질은 음료수, 식품, 빗물, 대기중의 먼지를 통해서 체내로 섭취됩니다.
관동지역의 모래놀이터에는 방사성 세슘등의 방사성물질이 흘러내려 부착됩니다. 대부분의 모래놀이터에는 지붕이 설치되어 있지 않기 때문에, 폴 아웃(방사성물질의 낙진)의 영향을 받습니다. 이런 모래놀이터에서 노는 유아는 손톱 사이, 입, 코, 눈 등으로 모래가 들어가 체내에 방사성물질이 섭취될 우려가 있습니다. 손을 씻거나 양치질이 안 되는 유아는 특히 강한 피폭에 노출될 수 있는 위험이 있습니다.
TSP는 모래놀이터 이용자를 조심 시키고 필요한 방호조치와 오염제거 조치(*) 를 자치단체에 요구하기 위해서 모래놀이터의 방사선량을 측정하고 수치를 공개하도록 하겠습니다.

(*) 방호조치와 오염제거조치
모래놀이터에 빗물이 들어가지 않도록 지붕을 설치한 다음, 모래를 갈아 넣을 것. 또, 정기적으로 검사를 할 것

* 측정 작업의 흐름
측정 작업은 3가지 순서로 실시합니다.
1.간이형의 공간 선량계 (가이거 카운터)를 이용해서, 모래놀이터의 방사선량을 측정.
2.측정이 끝난 모래놀이터를 1 과는 다른 공간 선량계로 측정 (크로스체크)
3.선량이 높은 모래놀이터에서 채취한 토양 분석.

이미 자치 단체 등에서 조사를 실시한 경우는, 순서 2 의 크로스체크를 실시하고 모래놀이터의 안전을 확인 하도록 하겠습니다.

* 가이거 카운터의 사용방법
0 . 일반적으로 입수 가능한 가이거 카운터는, 공간의 방사선량을 측정 하는 것이므로, 물이나 토양의 성분을 분석하는 것은 아닙니다. 그리고, 몇 종류의 방사성 물질 중의 일부를 감지하는 것임으로, 가이거 카운터의 측정치는 어디까지나 일반적인 기준이라고 생각해 주십시오.
가이거 카운터의 측정치가 낮다고 해서 안전하다고는 말할 수 없습니다.

1.가이거 카운터(이하, 측정기)는 투명 비닐 봉지에 넣어서 사용해 주십시오.
이것은 측정기 본체에 방사성 물질이 부착되지 않도록 하기 위해서 입니다.
비닐 봉지는 정기적으로 교환해 주십시오.

2.측정기는 물, 충격, 직사광선을 피해서 보관해 주십시오.

3.본인의 측정기가 정상적으로 작동 되는지 확인하기 위해 다른 사람과 모여서 같은 장소에서 측정해 주십시오. 3-4회 측정한 다음, 평균치를 내서 확인합니다. 일반적인 측정기의 경우 오차는 20%입니다. 수치가 크게 다를 경우는, 사용을 삼가 해 주십시오.

4.측정기는 가이거 관에 넣어서 방사선을 검지해 측정하고 있습니다. 가이거 관이 측정기 내부에 어디에 있는지를 확인하고, 측정시에 가이거 관을 손으로 막지 않도록 해 주십시오. 가이거 관을 손으로 막게 되면, 방사선을 차단시켜 정확한 측정이 되지 않습니다.

5.모래놀이터를 측정시는, 가이거 관이 있는 쪽을 아래로 해서, 지표 1센티 높이에서 재거나, 지면에 두고 측정해 주십시오. 높은 선량의 지면에 둘 경우, 비닐 봉지 표면에 방사성물질이 부착하므로 의식적으로 봉지를 교환하도록 해 주십시오.

6.모래를 수납하고 있는 콘크리트제 테두리는, 자연방사선을 내고 있습니다. 주위
테두리에서는 30센티 정도 떨어져서 측정해 주십시오.

7.모래놀이터 표면의 방사선 물질의 분포는 일정하지 않고 다릅니다. 방사성물질이 집중되는 [핫스폿] 을 못보고 넘기지 않도록 여러 장소에서 측정해 주십시오.
나무가 많은 곳이나 등나무 아래, 빗물이 떨어지는 곳 등을 특히 측정할 필요가 있습니다


Japanese vresion  日本語オリジナル版は以下をごらんください。
http://shinjyukusunabaproject.blogspot.com/2011/07/blog-post_12.html

2011年7月20日水曜日

Protegemos a nuestros hijos de la exposición interna/ 計測法・スペイン語版

砂場プロジェクトの計測マニュアルをスペイン語に翻訳して下さったそうです。

Protegemos a nuestros hijos de la exposición interna
Tokio Sunaba Proyecto

Tokio Sunaba Proyecto(TSP) es un proyecto en el que medimos la cantidad de radiación en los espacios de arena(Sunaba) en todos los parques infantiles en el área de Kanto y la publicamos y la examinamos.


●¿Por qué en los espacios de arena?
Después del día 11 de Marzo el principal prejuicio a la salud que se prevé en el área de Kanto es la exposición interna, que es debido a que entran los materiales radiactivos al cuerpo. Los materiales radiactivos pueden entrar al cuerpo a través de alimentos, agua potable, agua de lluvia, polvo en el aire.

A los espacios de arena en el área de Kanto se están uniendo los materiales radiactivos como el cesio radiactivo. Como en las mayores partes de los espacios de arena no se instala los techos, pueden estar contaminadas por los materiales radiactivos. Los niños pequeños que juegan en los espacios de arena tienen riesgo de dejar entrar los materiales radiactivos de su uñas, de su boca, de su nariz, de sus ojos. Los niños más pequeños que no saben todavía lavarse las manos o hacer gárgaras tienen más riesgos de exposición.

En TSP mediamos la cantidad de radiación y la publicamos para llamar la atención a los usuarios de los parques infantiles y exigir a las municipalidades para que tomen las medidas necesarias de protección y limpieza *.
*Las medidas necesarias de protección y limpieza
Exigimos a las autoridades que pongan el techo a los espacios de arena para que no entre el agua de lluvia y cambien la arena y que la examinen periódicamente.

●El Proceso de medición
La medición tiene tres procedimientos siguientes
1. Medir la cantidad de radiación en los espacios de arena con un contador Geiger portátil.
2. Medir la cantidad de radiación en los mismos espacios de arena con otro contador Geiger portátil(Contraprueba)
3. Sacar la arena de los espacios más altos de la cantidad de radiación, y examinarla.

Si ya está medido la cantidad de radiación por las autoridades, vamos a empezar del segundo procedimiento(Contraprueba) y reconfirmar la seguridad.

●¿Cómo se usa el contador Geiger?
0. Los contadores Geiger que podemos conseguir en general son para medir solo el aire, no para analizar los elementos del suelo ni agua. Y además el aparato solo puede medir algunos materiales radiactivos que existen. Por lo tanto la cantidad que da el contador puede ser una cifra aproximada, y no se puede pensar que está seguro aunque la cifra es baja,

1. Use el contador Geiger tapando con una bolsa de plástico transparente. Eso evita pegarse los materiales al aparato. Cambie la bolsa de plástico periódicamente.

2. Guarde el contador Geiger evitando agua, golpes y sol.

3. Para confirmar la función de su aparato, es mejor medir con otros aparatos de sus compañeros. Mide tres o cuatro veces y saque el promedio de las cifras. En general tiene el margen de error de 20%. Si se supera esta cantidad, deje de usarlo.

4. La cantidad de radiación se mide por percibir la radiación a través de el tubo Geiger. Así que confirme bien dónde ubica el tubo Geiger y no tape el tubo Geiger cuando mide la cantidad de radiación. Si está tapado el tubo, bloquea la radiación y no se puede conseguir la cifra exacta.

5. Para medir el espacio de arena, ponga el aparato un centímetro del suelo o en el suelo directamente dirigiendo el lado de tubo Geiger abajo. Si la cantidad de radiación es alta, va a pegarse la radiación a la bolsa. Así que ponga atención para cambiar las bolsas.

6. El marco hecho de hormigón en que cabe la arena está emitiendo la radiación natural, que mide alejando el aparato del marco con treinta centímetros.

7. La distribución de los materiales radiactivos en el superficie del espacio de arena no es igual, está esparcida. Por lo tanto hay que medir en los lugares distintos y no se pierda el punto de ”Hotspot” donde se concentran los materiales radiactivos. Por ejemplo, debajo de los árboles o espaldares de glicina, y donde cae la lluvia son los lugares que se necesitan más medición detallada.


新宿区は住民の11%、ほぼ10名に1名が外国籍のかたがたです。その数は3万5千人。23区ではもっともたくさんの方が暮しています。放射能防護の方法も、多言語で紹介されていくといいですね。

2011年7月19日火曜日

7/17市民放射能測定所・開室

7/17に、福島に「市民放射能測定所」がオープンしたそうです。


  http://www.crms-jpn.com/


「3月11日以降、放射能と付き合って生きていくことを余儀なくされてしまいました。放射能の拡散範囲は現在確認されているだけでも、コンパスで円を描いたように広がっているわけではありません。自らが自らを守るための測定を行い、放射線防護の知識を身に付け、各個人が自ら判断するための”道具”を提供する第三者機関として、市民放射能測定所を設立することにしました。」

ということです。この間、行政や教育機関を「だまって待っていても」充分な対応は、ちっともしてくれなかったですね。わたしたちもそれぞれの「生活空間」や、子供であれば遊ぶところについて「どこがどれぐらい危険」なのか、知っておくことが大切ですね。

「場所別・測定結果」をみると新宿区ものっています。
砂場プロジェクトと同機種の簡易測定器、RDADEXを使用しているようです。
だいたい、わたしたちが測ったものと、おなじぐらいの数値でした。



2011年7月18日月曜日

おはなし:「汚染される私の選択」

7/15の夜、おとなりの杉並、高円寺でおこなわれたおはなし。仙台から避難し、いまもお子さんは関西圏に「疎開」。早尾貴紀さんの具体的な、緊張感のあるおはなしが聞けてよかったです。現在も避難希望の方の相談や手伝いをされ、夏には被災地の子供をあつめた京都でのキャンプも準備中だそうです。以下はその録画です。

http://www.ustream.tv/recorded/16006418

また早尾さんの、内部被曝について沖縄でづっととりくんできた矢ヶ崎克馬さんについてかかれたものや、この間の「緊急、震災原発関連」ブログも大変役立ちます。http://hayao2.at.webry.info/ 

矢ヶ崎克馬 「内部被曝」に関する見解
http://eritokyo.jp/independent/yazaki-okinaqwa-col01.html

早稲田付近、「砂場」をはかってみました。

新宿区の公園の砂場をはかってみました。7/15計測です。

 甘泉園公園 西早稲田3-50 0.12 μSv/h
 荒井山公園 西早稲田2-3  0.14 μSv/h
 鶴巻南公園 早稲田町78  0.12 μSv/h 
(天気:晴れ 地表0メートルで計測。機種はRADEX 1503 1台)

ほかに、漱石、みずもと、大日坂 公園もまわりましたが砂場はありませんでした。

戸山公園はひろすぎ....しごと前の朝のかぎられた時間では、砂場にたどりつけず。
予想以上に、幼児・児童数が多い地域。はやおきしてなるべくはやくたくさんの測定
をしたいとおもいます。


暑さのせいか、子供は砂場ではあそんでいなかったので、ちょっとほっとしました。

ともあれ、東京都のモニタリングスポットの公表値より倍以上の値です。

おこさんが外からもどられたら、よく手洗い、うがい(できる年齢であれば...)を。
もちろん、おとなも。




「東京砂場プロジェクト」の公式ホームページができました。

関東圏の児童公園の砂場で放射線量を計測し、計測値を公開・検証する
「東京砂場プロジェクト」のホームページができました。ぜひごらんください!

2011年7月15日金曜日

7.17 ECRR(欧州放射線リスク委員会)クリス・バズビー氏のおはなし

福島で、疎開をもとめて学校に「仮処分申請」の申し立てをしている「ふくしま集団疎開裁判」
の方などが以下のもよおしを開くそうです。新宿区内でもあるそうです。
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ECRR(欧州放射線リスク委員会)の科学事務局長クリス・バズビー博士が7月17日に来日し、
20日まで講演を行います。

●2011年7月17日(日)午後4時~8時(予定)(開場3時50分)対話者:矢ヶ崎克馬 琉球大名誉教授(ただし、スカイプ中継による参加)
東京 会場:早稲田奉仕園 スコットホール講堂
(新宿区西早稲田2丁目3−1 地図
定員:先着200名(事前予約はしていません。当日会場にお越しください)
参加費:1000円
ネット中継:USTREAM配信 OurPlanetTV白石
連絡先:メール office.sokai@gmail.com


早稲田奉仕園は今回の講演会とは関係がありませんので、問い合わせは
上記メールまでお願いします。

※駐車場の用意はございません。会場周辺の有料駐車場をご利用ください。

※日本語への逐次通訳あり。
※当日、会場にお越しできない市民のためにリアルタイムでネット中継します。
※当日の講演をより正しく理解するために、事前に、以下の文献に目を通されることが
有益です。是非、一読下さい。
 ●
「美浜の会」ECRR2010翻訳委員会の「まとめ」(2011.5.14) 
 ●矢ヶ崎克馬「隠された被爆」(2010.7.25 新日本出版社) 

主催:ふくしま集団疎開裁判の会
     こども東葛ネット
     会津放射能情報センター
     放射能から子どものいのちを守る会・会津

2011年7月14日木曜日

ガイガーカウンターについて

測ってみたいけど、ガイガーカウンター、どれを選んだらよいかさっぱりわからないですね。 そんな時、以下が参考になります。

●SAVE CHILD 子供たちを放射能から守ろう/ガイガーカウンター
http://savechild.net/?page_id=1175

値段には、変動があるようですね。それから「入荷時期」についてもまちまち。4月頃には1ヶ月、2ヶ月先まで待たされるなんてこともありました。

みなさん 予算と、届く時期と、信頼性を検討して 選んでいるようです。(amazonで買ったひとがまわりには多いようです)

私はRadex RD1503というのを入手しましたが、5月中旬に注文してとどいたのは6月10日。まちにまった感が! それから、使い方などが不安な方は、すでに持っている人と同機種を準備すると、心強いです。(Radexの説明書は英文でした。ロシア語の場合も...!) また、グループなどで、複数台で測ることで、より、正確な数値が測れると思います。

●ちなみに新宿区内では原子力資料情報室が3月以降の計測結果を掲載しています。 
http://www.cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1022

2011年7月13日水曜日

どうやって測るの?6/2 「素人のための放射能計測講座」より

新宿砂場プロジェクトは、6/2に東京で行われた「素人による放射能計測講座」に参加したことがきっかけではじまりました。フランスの「CRIIRAD」(市民放射能計測ラボ)と、NGOの「測定器47台プロジェクト」のわかりやすい説明を聞いて、これならできるかも!と測ってみることになりました。これから測るかた、今、測っているかたも、ぜひ一度ごらん下さい。



 
測定器 47台プロジェクト http://www.pj47.net/
CRIIRAD http://www.criirad.org/actualites/dossier2011/japon_bis/en_japonais/japonais.html


2011年7月12日火曜日

ちょっと計測の練習をしてみました@横浜&川崎


‎7月10日お休みの日。新宿で測る前に、おともだちの住む横浜市青葉区と川崎市麻生区までちょっと足をのばして一緒に測る練習をしてみました。
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・青葉区 剣山公園 0.18 μSV/h
・麻生区 虹ヶ丘公園 0.11 μSV/h
・下麻生なかよし公園 0.16 μSV/h
・籠口ノ池公園 0.14 μSV/h
・下麻生花鳥公園 0.14 μSV/h 
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番外編:まぶね教会・芝生の上0.14 μSV/h

麻生区の公園はひろびろ。どこもすてきな公園。放射性物質がなければ、なおのこと..。



・機種はRADEX 1503 1台 地表0mで計測。「東京砂場プロジェクト」の方法で測りました。
・ちなみに川崎麻生区のHPで計測結果グラフは0.05マイクログレイと公表されていました。うーん。砂場の上は高いですね。

砂場プロジェクト・計測マニュアルです

砂場プロジェクトでは、できるかぎり計測法を統一したかたちで、
砂場の計測をしようと思ってます。このマニュアルを皆さんと共有できればと思います。ちなみに、現在、新宿砂場プロジェクトの使用する空間線量計(ガイガーカウンター)は、
ロシア製の
RADEX RD1503 という機種を使用しています。

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●内部被曝からこどもをまもろう

東京砂場プロジェクト

東京砂場プロジェクト(以下TSP)は、関東に存在するすべての児童公園の砂場で放射線量を計測し、計測値を公開・検証するプロジェクトです。

●なぜ砂場なの?
 3月11日以降、関東で予測される主な健康被害は、放射性物質を体内にとりこむことでおきる内部被曝です。放射性物質は、飲料水、食品、雨水、大気中のちりを通じて体内にとりこまれます。
 関東の砂場には、放射性セシウム等の放射性物質が降り注ぎ付着しています。ほとんどの砂場では屋根が設置されていないため、フォールアウト(放射性物質が地面に降り注ぐこと)の影響を受けています。これらの砂場で遊ぶ幼児は、爪のすきま、口、鼻、目などから砂が入り、体内に放射性物質をとりこむおそれがあります。手洗いやうがいができない幼児は、とくに強い被曝にさらされる危険があります。
 TSPは、砂場利用者に注意を喚起し、必要な防護措置と除染措置(*)を自治体にもとめるために、砂場の放射線量を計測し数値を公開していきます。

(*)防護措置と除染措置
砂場に雨水が入らないように屋根を設置したうえで、砂を入れ替えること。また、定期的に検査すること。

●計測作業の流れ
 計測作業は3つの手順で行います。
1、 簡易型の空間線量計(ガイガーカウンター)を用いて、砂場の線量を計測。
2、 計測済みの砂場を、1とは別の空間線量計で計測(クロスチェック)。
3、 線量の強い砂場から砂を採取し、土壌分析。

すでに自治体などが調査を行った場合は、手順2のクロスチェックから行い、砂場の安全を確認していきます。

●ガイガーカウンターの使い方
0、一般的に入手できるガイガーカウンターは、空間の放射線量を計測するもので、水や土壌の成分を分析するものではありません。また、数種類ある放射性物質のうち一部を感知するだけなので、ガイガーカウンターの計測値はあくまで目安であると考えてください。ガイガーカウンターでの計測値が低いからといって、安全であるとは言えません。

1、ガイガーカウンター(以下、計測器)は、透明のビニール袋に入れて使用してください。これは、計測器本体に放射性物質が付着しないようにするためです。ビニール袋は定期的に交換してください。

2、計測器は、水、衝撃、直射日光を避けて保管してください。

3、自分の計測器が正常に動作するか確認するため、他の人と計測器を持ち寄って、同じ場所で計測してください。3〜4回計測し、平均値をだして確認します。一般的な計測器の場合、誤差は20%です。数値が大きく異なっている場合は、使用を控えてください。

4、計測器はガイガー管に差し込む放射線を検知して計測しています。ガイガー管が計測器内部のどこにあるかを確認し、計測の際はガイガー管を手でふさがないように持ち方を工夫してください。ガイガー管を手でふさいでしまうと、放射線をブロックして正確な計測ができません。

5、砂場を測る際は、ガイガー管のある側を下にして、地表1センチの高さで保持するか、地表に置いて計測してください。高い線量の地表においた場合、ビニール袋表面に放射性物質が付着するので、意識的に袋を交換するようにしてください。

6、砂を収納しているコンクリート製の枠は、自然放射線を発しています。周囲の枠からは30センチほど離して計測してください。

7、砂場表面の放射性物質の分布は、一様ではなくまだらになっています。放射性物質が集中する「ホットスポット」を見落とさないように、複数の場所を計測してください。樹木や藤棚の下、雨だれが落ちる場所などを特に計測する必要があります。

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新宿砂場プロジェクトはじまります♪

わたしたちは、放射線量を自分たちの手で測る、「東京砂場プロジェクト」と共同して、新宿区内や周辺の砂場の放射線量を主に計測していきます。東京都のモニタリングポスト(百人町)は当初、一か所だけ、しかも地上18メートル地点で計測されていました。わたしたちやこどもたちの過ごす生活空間とはちょっとかけ離れた情報でした。そこで「安全です」「安全です」と言われても....なかなか信じられないのは当然だと思います。
わたしたちはまず、子供が遊ぶ、新宿区のすべての公園の「砂場」の自主計測をめざしています!
砂場は小さい子供がまず公園で遊びをおぼえるところです。だからとっても放射線量は気になりますね。自分たちの手で測ることによって、どんなことに注意したらよいのか?あるいは「安全」に遊ばせてよいのか?などをいっしょに考えていきましょう。そして必要であれば行政の対応をお願いしたりしていきます。

また大人にも子供にも必要な、「放射線から身を守る」ための知識や情報も交換していきましょう!