都内でホットスポットが偏在する東部の葛飾区。2011年3月に放射性物質が検出された「金町浄水場」。その金町で放射能汚染と、ととりくんでいらっしゃるグループがあります。
グループのみなさんの平均年齢は60歳以上とのこと。
チェルノブイリ事故の頃、ちょうど子育て中にあたり、PTAで給食の放射能汚染食品対策にとりくんでいたそうで、そのみなさんが、福島原発事故後に再結集したそうです。
おはなしから垣間見る様子はちまたの賢者たち、かしこい魔女たちのよりあいのようにおもえます。
おこさんたちは成長し、子育ては終わり。それでもこどもを守れと、事故後のはやい時期からさっさととりくみ、計測、役所や学校との交渉、勉強会、水元公園の対策と奔走されてたようです。
ついにそのみなさんのブログができたそうです。「金町の会 2011」 紹介より
http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/1814769/1824054/84991376
「2011年3月11日の大地震と、それに続く原発事故。ここ東京の葛飾でも、本能的な不安を呼び覚ますような大きな揺れに見舞われ、しかも、その後の原発事故による放射能拡散で、町はすっかり汚染されてしまいました。ところが、こんなとんでもないことが起きているのに、事態を正しく伝え、対策について率直に話し合うことのできるようなつながりが、ほんとうにできていなかったことを実感しています。
自分なりの情報収集と、個人的なつながりを通してのあれこれと、当たって砕けろのジタバタと、…の2年が過ぎようとしている今、ようやく、ブログという道具を使ってみようと思い立ちました。葛飾の金町という場所で、こういう時代の中で、暮しに役立つと“私と私の近くにいる仲間”が判断する情報を、少しずつ御紹介して、いろんな人のいろんな試みのつなぎ目になれたらと思います。」
内容も、葛飾の土壌計測結果、ガンマ線カメラのこと...とても<実践的>で、<科学的>です。
実際、いるといないにかかわらず、お孫さんを持つ世代の活動。
「ちまたの賢者たち」と敬意をもってよびたいです。教えられることが、たくさんあります。
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