●【福島民報】2012年10月21日
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●【共同配信】2012年10月21日
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201210210056.html
東京電力福島第1原発事故に対処するため、日本政府が国際原子力機関(IAEA)との共同プロジェクトの拠点を福島県内に設置し、来年1月に除染や廃棄物処理の研究、助言を始める検討をしていることが20日、分かった。放射性物質に汚染された地域の復興や避難住民の早期帰還を目指す。日本政府筋が明らかにした。
旧ソ連のチェルノブイリ原発事故時の調査や復興に関わったベラルーシやウクライナ、ロシアの研究者らによるチームをIAEAが結成し、福島に派遣することなどを想定。現場で詳細な調査や研究を実施、できるだけ多くの住民の帰還のほか、長期的な健康被害の防止にも役立てる。政府とIAEAが12月15日から福島県郡山市で開く「原子力安全に関する福島閣僚会議」に合わせ、福島県の
政府は既に2011年度の第3次補正予算から9億3千万円を、IAEAと調整して事業を行うための特別拠出金に割いており、この中から数億円を共同プロジェクトの費用に充てるようIAEAと協議している。
プロジェクトは将来、県が15年度に開所する予定の環境創造センターに機能を統合することも視野に入れている。
福島第1原発事故で、福島県南相馬市など11市町村の「警戒区域」や「帰還困難区域」などに指定された地域は今も住むことができず、今月4日時点の避難者は約11万人に上る。
佐藤知事は8月31日、ウィーンのIAEA本部を訪れ、天野事務局長に除染活動などでの協力を要請。研究者の派遣を求める考えを示していた。(共同=宇田川謙)
●【東京新聞】 2012年10月21日
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012102001001734.html
「東京電力福島第1原発事故に対処するため、日本政府が国際原子力機関(IAEA)との共同プロジェクトの拠点を福島県内に設置し、来年1月に除染や廃棄物処理の研究や助言を始めるよう検討していることが20日、分かった。放射性物質に汚染された地域の復興や避難住民の早期帰還を目指す。日本政府筋が明らかにした。
旧ソ連のチェルノブイリ原発事故時の調査や復興に関わったベラルーシやウクライナ、ロシアの研究者らによるチームをIAEAが結成し、福島に派遣することなどを想定。現場で詳細な調査や研究を実施、できるだけ多くの住民の帰還のほか、長期的な健康被害の防止にも役立てる。」
以上
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