2011年3月の原発事故以来、新宿や周辺の公園の「砂場」の放射線量を自主計測することからはじまりました。これから到来する被曝社会についてまたその根底にある核の問題を広く考えていきます。 Tokyo Sandpit Project - a project to measure and publicize radiation level in playground and sandboxes in Kanto-area, to protect children from internal radiation exposure.
2012年5月14日月曜日
給食の冷凍みかん 横浜の場合、川崎の場合
5月8日、横浜市は、給食の神奈川県産冷凍みかんからセシウムが検出されたことをうけて、
一般食品の新基準値(一Kg/100Bq)を下回るものの、給食の献立から、冷凍みかんを当面、
とりやめることを決定したそうです。
●5月9日東京新聞・「給食冷凍ミカン中止 横浜市立小セシウム問題 メニュー変更で対応」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20120509/CK2012050902000116.html
ところが横浜の隣の川崎では同じくセシウム検出を受けてどう対応したかというと
●5月10日東京新聞・「丸ごと検査 問題なし 川崎市、今後も」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20120510/CK2012051002000121.html
市教育委員会健康教育課は「みかんを1キロ食べる子はいない」として、今後もだしつづける
方針とのこと。
それはそうかもしれません。みかんを1キロ一時に食べるこどもはいないでしょう。だけれどこうした
ありえない想像、<みかんを1キロ食べる状態>を盾に、対応を怠るというのは、実は本来の意味
での想像力を欠いているのでは?と思います。
もう、何度もくりかえされているように子供は放射性物質に対して感受性が高い。
また、それに加え、大人より確実に長いこと、福島原発由来の放射性物質につきあわされ
なければいけない、ということ。(神奈川では横浜市南区の保育園内で放射性・鉛も測定されています...)
大人と子供をわかつ生の時間の「ちがい」、大人と子供をそもそも分かつ第一の点に想像がおよばないで、
なぜ教育なのか....よくわかりません。めのまえにいるこどもの「いま」しか想像できていない。
目の前にいる小さい子らには、すでに<いわれなき負債>をせおわせてしまっているのです。
それをできるだけ解除するのが、教育なり、大人なりの役目ではないのでしょうか。
しかも隣の行政で対応できているいことをなぜ、できないのか?と。
こどもがこれを知ったら、どう思うんでしょ。
こどもらにもみくびられて、学校の存在そのものが、またもや危うくなります。
「横浜ママパパの放射線だより」・給食問題で奮闘しています。資料・記事も豊富でとても役立ちます。
http://yokohama-konan.info/
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