「被災地に何度も足を運んでいるががれきが復興のさまたげになっているというのは、聞いたことがない」という、環境総合研究所というシンクタンク・副所長の方の見解が紹介されていました。
被災地をくまなく調査し実際に求められているのは「住宅」と「雇用先」「原発被害の補償」だと紹介。またさらにがれき受け入れのための「安全の根拠」とされる測定方法のずさんさも指摘。
瓦礫の受け入れ、焼却については「被災地の痛みをわかちあう」といったような論調ですすめられていますが、それに一石を投じる、重要な記事だと思うので紹介しておきます。
「食べて被災地を応援しよう」は、農林水産省
「がれきをうけいれよう」は、環境省
各省庁の“復興”イニシアティヴ抗争なのでしょうか?
放射能性物質の「拡散」は避けるべし、が原則。それをあたかも復興にむけた
痛みをわかちあえるかのように粉飾してみせることには、首をかしげてしまう。
いったい誰のための、誰の利害にもとづいているのかな?と思います。
旗振りの“復興”と、ひとびとの営みの“再生”は別なはず。
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