3.11直後から、おもにNYで日本の原発事故に関する情報や論考を、英語に翻訳紹介
している Japan-Fissures in the Planetary apparatus というグループがあります。
そこに、さる9/22、福島をふくめた4名の女性たちがNY国連本部での核問題に関する
「ハイレベル会合」にあわせて、抗議行動を行いました。その折にシンポジウムもあり、
以下に福島からの参加者、母親、また有機農業をいとなむ方々の声をまとめたもの
が掲載されています。
http://www.jfissures.org/2011/09/28/nuclear-housework-the-enraged-mothers-and-farmers-of-japan/
原子力 家事労働 日本の<怒れる母>と農民たち
政府が流布する安全神話を信じるものもいれば、身体も環境も心も汚染している
目に見えない放射能の脅威に日々対決しようとしているものもいる。
疎開するか、残るか? これは食べるべきか、食べざるべきか?
子供たちにマスクをつけさせ、長袖を着させるべきか?
子供たちを外で遊ばせるべきか?
声をあげるべきか、口を閉ざすべきか?
これらはあらゆる母親たちが、常に問うている問いなのである。
(以上引用)
首都圏でも「内部被曝」に意識的になると、たちまち周囲とぎくしゃくがはじまります。
ただし、そうした姿勢は、放射能をおそれるだけの消極的な行為なのではなく、生活の場が、「国策」によっておびやかされてしまったことへの怒りをこめた「抵抗」なのだと思います。
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